ステンドグラスのデザイン
デザインの複雑さによって金額が決まります
ステンドグラスの価格を計算する際、第一に大きさ、第二にデザインの複雑さ、第三に使用するガラス、の3点が主な要素となります。
ステンドグラスは、デザインの線で分割されたピースの形にガラスを一つ一つカットして、それを鉛線に組み込んでいきます。ですから、同じ大きさであった場合、ピースの数が多いほど作業量が増えます。そして、ピースの形については直線構成のものと曲線構成のものでは圧倒的に曲線構成の方が技術と労力が必要になるのです。
シンプルな直線構成のデザインと複雑な曲線構成のデザインのものでは最大で3倍の差が出ます。MILLEではデザイン案ごとに見積金額を提示しています。おおまかな金額の内訳は以下の通りです。
ステンドグラスパネルの価格表
| 作品内容 |
1u当たりの価格 |
1u当たりのピース数 |
使用ガラス |
| 簡単な直線デザイン |
10万円〜20万円 |
10〜30 |
アメリカにある老舗のステンドガラスメーカーココモ社のキャセドラルガラスを中心に、ご予算に応じてオパールセントガラス、アンティークガラスなど1500種の中からお選びいただけます。 |
| 簡単な装飾デザイン |
15万円〜35万円 |
30〜60 |
| 直線的な抽象デザイン |
20万円〜30万円 |
80〜100 |
| 具象的なデザイン |
30万円〜40万円 |
100〜200 |
| 細かな具象デザイン |
40万円〜100万円 |
200〜1000 |
■1u以下は割増(0.5〜1.0u ×1.3 / 0.1〜0.5u ×1.5)。
■アンティークガラス、面取りガラス使用は材料分追加料金。
■焼き絵付けを入れる場合は、大まかな計算として30cm×30cm1回焼成あたり10,000円
■運搬・施工費は別途料金となります。
(・運搬 神奈川県内の場合10,000円くらいになります。工房引取りの場合はかかりません。
小さいサイズの場合は宅配便でお届けできます。)
(・施工費 当店にて行う場合3万円から。大きさ、設置位置により異なります。)
目的を明確に
ステンドグラスのデザインをどのようなものにしたらよいのか
これは一番の悩みどころではないでしょうか。
デザインを考える際には、まずどのような目的でステンドグラスを入れるのか、そしてお客様がどのようなものをお好みなのか、ご予算に合っているか、について充分な検討をする必要があります。
「お部屋のアクセントにしたい」 ということであれば、どういう目的の部屋でどのようなインテリアスタイルであるかをまず考えます。
リビングの窓であれば、家族全員がくつろげる飽きのこないデザインのものがいいでしょう。あまりこてこての細かいデザインのものではなく、どちらかといえばシンプルなデザインで色は暖色系の方が心が安らぎます。お部屋のインテリアスタイルによっても考えるデザインは変わってきます。
インテリアスタイルによる分類
| スタイル |
形態 |
色彩 |
| ナチュラル |
なめらかなライン・直線的 |
低〜中彩度のベージュ、ブラウン系 |
| カジュアル |
シンプルな形 |
低〜中彩度のベージュ系にアクセントとしてコントラストのある色使い(オレンジやグリーン系) |
| オーソドックス |
シンプル・直線的 |
低〜中明度、茶〜ベージュ |
| クラシック |
様式的・重厚 |
低〜中明度、低〜中彩度の暖色系でコントラストを抑えて |
| エレガント |
曲線的・装飾的 |
全体にグレイッッシュな低彩度色を主体に、強調色にレッドパープル〜レッド系の色を使用するとよい |
| モダン |
幾何学的・ユニーク |
無彩色で明度差のある色調の中に高彩度色のアクセントカラーを施すと効果的 |
「お客様をお迎えするのにふさわしいデザインで玄関窓を飾りたい」ということでしたら、誰からも喜ばれるようなテーマで。例えば日本人の好む鳥や花といったものを取り入れたデザインはいかがでしょうか。花鳥風月という言葉がありますように、日本には古来より自然を描写したものを好む特徴があり、諸外国の人はそれが斬新で憧れでありジャポニズムという流れが生まれたほどです。
「階段の明り取り」などはパブリックな空間ではありますが、閉鎖的な空間ですから、少し思い切ったデザインであってもよいかと思います。何かご家族の方全員の共通の思いいれのあるもの、例えば旅先の素晴らしい景色だったり、大好きなペットの肖像であったり、ご家族のためのプライベートな好みを存分に反映させたデザインはいかがでしょか。
「通りに面した明かり取り窓に建物の顔になるようなステンドグラスを」ということでしたら、外観や町並みに調和するようなデザインがふさわしいですね。たいてい見るのは遠くからになりますから、細かくならずに大きなデザイン、象徴的なデザインがよいでしょう。色はコントラストのはっきりしたものが遠めにもはっきり見えます。
市の鳥や花に指定されている鳥や花をデザインしてもいいかと思います。
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