ステンドグラス修理のご相談から始まった、窓のオーダー制作
- sgmillecom

- 3月10日
- 読了時間: 3分

今回ご依頼いただいたのは、もともと窓にはまっていたステンドグラスの修理でした。長く大切に使われてきたものを直して使い続けるか、それとも新しく作り替えるか。ご相談を重ねる中で、今回は心機一転、新しいステンドグラスを制作させていただくことになりました。(既存のステンドは修理して別の場所へ設置いたしました。その話はまた別の機会に)

デザインはお任せいただきましたので、室内の雰囲気や、窓の向こうに広がるイングリッシュガーデンの景色に調和するものを考え、チャールズ・レニー・マッキントッシュを思わせる意匠をご提案しました。

すっきりとした縦のラインと、やわらかな曲線。甘くなりすぎず、上品で静かな華やかさを感じられるデザインです。
色味は全体を白でまとめ、薔薇の部分だけはお客様ご自身にお選びいただいたガラスを使用しました。同じ白を基調にしていても、光の入り方やガラスの表情によって印象はさまざま。そこにお選びいただいた薔薇の色が加わることで、この空間だけの一枚になったように思います。
制作途中には、ガラスを選び、カットし、組み上げていくたびに少しずつ表情が見えてきて、完成へ向かう過程そのものもとても印象深いものでした。



そして取り付け後、実際の空間に収まった姿を見ると、最初からそこにあったかのようにしっくりと馴染みながら、窓辺の印象をやさしく新しくしてくれました。

修理のご相談から始まった今回のご縁。結果として、新たなステンドグラスとしてこの場所に迎えていただけたことを、とても嬉しく思っています。
ステンドグラスは、ただ光を通すだけでなく、空間の印象そのものを変えてくれるものだと思っています。インテリアとの調和、窓の外の景色とのつながり、住まう方の好みや思い入れ。そうしたものを一つずつ汲み取りながら、暮らしの中に自然に溶け込むデザインをご提案しています。
今回のように、既存ステンドグラスの修理相談から、新規制作へ進むケースもあります。今あるものを活かすべきか、新しくした方がよいか迷われている段階でも、ご相談いただけます。
オーダー制作では、設置場所の雰囲気やサイズ、ご希望の色味、ご予算に合わせてご提案しています。「どんなデザインが合うかわからない」という場合も、お写真や設置場所の情報をもとに、空間に合った方向性をご一緒に考えることができます。
暮らしの中で長く楽しめる一枚をお考えの方、窓辺の印象を変えたい方、今あるステンドグラスの修理や入れ替えをご検討中の方も、どうぞお気軽にご相談ください。

コメント